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日記

2011年08月25日 16時51分
会社の倒産
半年ほど前、会社が開店休業状態になり倒産手続きが終わろうとしています

未払いの給料もあり、通常であれば未払い金立替制度を使って立替請求できるのですが、私はその会社の役員になっており、請求はできないといわれていましたが、このほど立替請求が受理され振込が行われましたので、参考になることもあるかと思い書いておこうと思います

と言っても、特に何かを行ったわけではなく、管財人の弁護士に事情をお話しして認定していただいただけなんですが・・・

私の場合、役員にはなっていますが本来の会社経営という役割ではなく実務のみを行ってたということを何とかして認めてもらって、特例的に立替請求を認めてもらったということです

他のメンバーにも事情聴取があったようですが、実際問題、実務しか行っていなかったのでそこのところは何も問題なかったんですが1年ほど前会社に対して貸付があるんですが、「この行為が役員としての行為じゃないのか?」と認識され怪しかったのですが、役員でないほかのメンバーも若干の貸し付けがあったので(かどうかはわかりませんが・・・)なんとかかわすことができました

まぁこれだけなんですが・・・

最初にやったことは、管財人の決定通知がきたところで、その管財人さんに連絡を行い、自分は役員として登記されているが実質兼務役員の状態で、報酬ではなく賃金として毎月もらっていたので、未払い金の立替請求をしたい旨を伝えました
この時点では、門前払い状態で登記や経理上は疑いもなく「役員」になっているので建て替え請求は無理だということ、兼務役員であったことを証明できるのであれば資料をいただければ検討するとのことを言われて、その日は終わりました

何とかして雇用状態であったことを証明しないといけないんですが、「雇用契約書」があればよいのですが作ってませんでした・・・
どうやら私は入ってなかったんですが、雇用保険に入っていると従業員性が高いと判断されるようです

後から聞いたのですが社会保険や厚生年金に入っていると従業員性が高いということかもしれません
私は社保・厚生年金でしたが、一般的に役員は国保・国民年金らしいので・・・

証明と言われても何を出してよいのかわからず、しばらくほってたのですがダメもとで何かを送ろうと思い、過去1年分ぐらいの作業時間報告書のコピーと、最近の給与明細、役員になる前の給与明細(給与が全く変わっていないので・・・)を上申書と合わせて送ってみました

上申書の内容は、特に決まりは無いようで何を書けばよいのかこれまた悩んだんですが、上司である社長の指示に従い日々の作業を行っていたということ、役員になる前と後で給料が変わっていないので役員報酬を受け取っている意識はなかったことなどを書いてみました

これが功を奏したのか、ほかのメンバーが「彼は役員としての仕事はしていなかった」と(良いのか悪いのかわかりませんが・・・)言ってくれたからか、管財人から呼び出しがあり事情聴取

ここまでに5か月ぐらいかかっているので、半分以上あきらめていたので特に緊張もなく聞かれたことに対して正直に答え、冗談も交えながら談笑したりしていると帰り際に「準備ができたら立替の申請書送りますね」と言われすぐには理解できなかったんですが、いきなり緊張しだしました・・・

「えっできるんですか?」

「特別に!ですよ」

「まじで!」

でこのほど、「労働者健康福祉機構」から「立替払い決定・支払通知書」が送られ、数日後にめでたく立替金が振り込まれました!

実際私がやった事って特にないんですが、似たような状況の方、あきらめずに管財人と話をした方が良いですよ!


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